食と健康「トランス脂肪酸」

2015年、アメリカで2018年までにトランス脂肪酸の食品への使用が全面禁止になったのをご存知でしょうか?

 

トランス脂肪酸は体内で分解されにくいため蓄積されやすく、様々な病気の原因になると言われています。

 

アメリカでは段階的にトランス脂肪酸の規制が行われてきた中、それでも危険性が高いという事で全面禁止の措置を取ったわけですが、日本では一定量を越えなければ表示の義務がないのでほぼ放置されているというのが現状のようです。

 

そこで心配なのは全体的に見た場合の摂取量です。トランス脂肪酸は多くの食品に添加されているため、ひとつの食品に含まれるトランス脂肪酸が微量でも合計すると知らず知らずのうちに摂取量が多くなっている危険性があるのです。

トランス脂肪酸が含まれる可能性が高い食品

  • マーガリン
  • サラダ油
  • ファットスプレッド
  • パン類
  • ケーキ
  • フライドポテト
  • チキンナゲット
  • クッキー
  • ピザ
  • スナック菓子  など

アメリカの他にもヨーロッパやアジアの国々でトランス脂肪酸に対しての義務や規制が行われています。

あわせて考えたいのは日本人の食生活が欧米型に変化してきた事です。ヒトがその土地や環境の中で生活し進化してきた事を考えると、地域や人種によって体に合う食べ物とそうでない物があるのはごく自然の事のように思えます。

 

日本におけるガンの死亡者数はアメリカを抜き、先進国の中でも増えているのは日本だけだそうです。個人では限界があるとは思いますが、この無視できない事実を踏まえ改めて食の安全に関する意識を高めたり、日本で昔から食べられてきた食について見直す必要がありそうです。

 

同時に情報が氾濫する現代においては、振り回されず見極めていく事も大切だと思います。そうしていつも何気なく買っている食品の表示をチェックするようになり、これはやめておこうと思ったらそれはとても意味がある事なのではないでしょうか。

 

「食品添加物」について