健康とは

WHOが1946年に「健康とは単に病気がないとか虚弱ではないというだけでなく、身体的、精神的そして社会的に完全に良好な状態をいう」という健康の定義をしました。近年ではQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を取り上げるようになり、「良く食べられ、よく眠れ、排泄に支障が無く心理的に安定し、職場や家庭、学校といった社会環境において十分役割を果たすことができ、生きがいを持って充実した日々を送れること」という考え方がでてきています。


しかし身体的、精神的に異常が無く、社会的にも良好と思われる人が突然倒れたり、ガンになったりしています。丈夫で健康だと思われる人が大病になったり、突然死している現状があります。健康を調べていくと色々な定義が出てきますが、つまりは「痛みに対して早く感じられる体にする」「何かしらの変化にすぐに気付けるような体の状態にする」ことで、それを治療家として念頭に置いた場合、一番しっくりし腑に落ちた感じがします。少しの変化でも早く気付くことができれば、小病を患うことで大病を防ぐことができます。


では、それをどうやって実現するのか。食事、運動、運動の3つの要素を常に意識して気を付けていることが大切です。これに加え現代社会では大気汚染、添加物や農薬の入った食品の摂取、電磁波、家庭や職場環境のストレスなど自己処理しきれないほどの負担がかかっています。そのため精神と肉体を結び付け、心も体も健康な状態に近づいていけるよう日頃のケアが大切になります

健康家族

食事について

食生活は健康を左右する要素の一つであり、自分の意志でどうにでもできるので取り組むべきことではありますが、食生活と健康に関する情報量は膨大であり、専門家の間でも見解が大きく分かれ、その多くは互いに矛盾することが書かれています。
個人的にはプチ断食を時々取り入れて、悪い物をなるべく入れないように気を付けていくしかないのではと考えます。食品から添加物農薬を100%取り除くのは難しいですし、あまり神経質になり過ぎてもストレスがかかります。何を何時に、1日何回食事をした方が良いという正解はなさそうなので、色々と試してみて自分の身体が楽に感じられるものを実践していけばいいのではないでしょうか。

和定食

運動について

文明の進歩により乗り物が増えたり、座って作業することが多くなったため1日の活動量は減っています。したがって歩くことが重要だと考えます。歩くだけの時間はなかなか確保が難しいと思いますので、とにかく普段から歩くということを意識づけるのが大事です。歩行は血液の循環を良くし、心臓のポンプ作用を強化し動脈の弾力性を高めます。また呼吸器系の働きを円滑にしO2とCO2の交換を促進して、体が代謝産物を排出するのを助け、脳からのホルモン分泌を促進し精神面での安定が得られます。更にはストレスを緩和したり、免疫機能を高める効果があります。歩行は感覚神経と運動神経の高度な機能的統合が必要な複雑な動作であるため、筋骨格系のみならず脳の訓練にもなります。健康を考えた場合歩行以上の運動はいらないと思います。

ウォーキングする女性

睡眠について

活動と休息のバランスをとることは大切です。睡眠の量や質の低下は体の状態を悪くし、病気になりやすい状態を作る原因になりますが、質の良い睡眠は体を回復させ病気を初期で食い止める効果があるのではないでしょうか。

これら一つ一つ別々に考えるのではなく、総合してとらえていかなくてはいけないと思います。たくさん食べ過ぎたり、アルコールを飲みすぎたりすると体がほてったり、渇きを覚えたり、悪い夢を見て熟睡できなかったり、逆に睡眠不足になれば消化不良を起こしたりします。適度な運動がストレスを取り除きホルモンバランスを整え、多少の疲労感により睡眠の質が良くなり体を回復させます。
ひとつの要素だけではなくバランスをとりながら、ストレスにならない程度にほどほどに取り組んでいければ良いのではないでしょうか。
まずは自分の健康から取り組んでいきたいと思います。自分が楽しいと感じることに意識を向けエネルギーが満ちた体にし、春夏秋冬という季節のサイクル、朝から昼、昼から夜への1日のサイクルがあるように地球のリズムに合わせて生活していけば健康に近づけるのではないかと考えます。

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